ゴッホやモネをはじめとする、日本で大人気の印象派作品。それらが浮世絵からインスピレーションを受けていることを知ってから、印象派作品と浮世絵を並べて見てみたいと思っていました。
そこで、新宿で開催しているイマーシブミュージアム Vol3印象派と浮世絵〜ゴッホと北斎、モネと広重〜に行ってきました。
好評なようで、2024年9月9日(月)〜2024年10月29日(火)までは、最終入場時間が19時10分まで延長されているそうです。
今回は評判と、率直なレビューを記載します。
想像よりはよかった。けど・・・
「イマージブミュージアム」 上映時間は何分?料金はいくら?
「鑑賞する絵画」から、絵の中に没入する「体感する絵画」へをコンセプトにした体験型アートミュージアム。モネやゴッホなどの有名な芸術家の絵を壁や床一面に映し出すことで、大きな映像で絵を楽しむことができる。
鑑賞だけでなく、ゴッホの技法を再現したAIにより、自分の肖像画を描いてもらう体験コーナーもあり。
開催期間 | 2024年7月10日(水)〜2024年10月29日(火) |
場所 | 〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷5-31-11 ベルサール新宿南口 |
最寄駅 | 新宿駅南口/新宿三丁目駅 |
時間 | ▼通常 【平日】10:00~17:00(16:20最終入場) 【土日祝】9:00~17:00(16:20最終入場) ▼2024年9月9日(月)〜2024年10月29日(火) からの特別スケジュール 【平日】10:00~20:00(19:10最終入場) 【土日祝】9:00~20:00(19:10最終入場) ※最終日までの毎日、閉館時間が延長されています。※10月の延長時間分のチケットは、9/25(水)10:00より販売開始。 |
上映時間 | 20分〜30分 |
金額 | 18歳以上:【平日】2,500 /【土日祝】2,700 ※詳細はURL参照 |
チケット購入場所 | イープラス / 楽天チケット/チケットぴあ / ローソンチケット/の各チケットプレイガイド |
キャンセル・日時変更 | 原則不可 |
写真 | 全スペースOK |
音声・字幕ガイド | 無料(アプリのDLが必要) |
URL | https://immersive-museum.jp/tokyo/ |
「イマージブミュージアム」評判・口コミ
★★★★★:本当に行ってよかった。人生が豊かになった。
★★★★☆:行ってよかった。おすすめしたい。
★★★☆☆:まあまあよかった。おすすめするかは微妙。
★★☆☆☆:好みじゃなかった。
★☆☆☆☆:行かなくてよかったかも。
今回の感想「もういい。」
「映える写真を撮りたい!」「アートは感じるものだ!」と思える人は楽しめるのではないかな?と思います。
また、小さなお子様がいる方には大変良いと思います。お子様とアートに触れることができて、一緒にヨギボーでのんびり鑑賞することができるので、すごくいい場所だと思います。
作品の内容としては、二つの絵を重ねたり、並べて対比させたりする表現は、似ている部分がわかりやすかったです。特に葛飾北斎の「富嶽三十六景《神奈川沖浪裏》」と、ゴッホの「星月夜」が動き、溶け合っていく様は迫力があり、とても美しかったです。
私は「考えるな、感じろ」ができない頭でっかちさんなので、説明の少ないイマーシブミュージアムと相性は悪かったので、もう行かないと決めました。
「これいつの時代のなんていう絵?作品名は?誰の絵?」と、疑問が湧いてきました。後で調べるために写真も撮りましたが、Googleの画像検索も反応してくれず、一つの作品の正体を知るまでに時間がとっても掛かり、もう面倒になりました。
一番もういいや、と思ってしまったのは、浮世絵に対する説明が少なかったからです。「ゴッホと北斎、モネと広重」というタイトルだったため、4人の絵師の対比で関係性が表現されるのかと思っていたら、突然のモネと菱川師宣でした。そして、菱川の作品という説明もなかったのです。
印象派についての説明が多く、この映像を見て浮世絵に興味を持ってくれる人はどのくらいいるのだろう。等、余計なことを考えてしまいました。
まとめると、いい点は、ヨギボーでくつろいで鑑賞できる点、滞在時間に制限がない点、音声・字幕ガイドは無料であるところです。「アート初心者にはちょうどいい」という口コミもあったので、確かにキッカケになるかもと思いました。
「映えなんて知らん」「美術館は感性と知識の鍛錬の場である」と考えている人は、私と一緒に回れ右をしましょう。
「クロード・モネ」の記事では、過去の西洋の絵画と印象派作品の対比も記事に含めておりますので、是非興味を持った方はご一読いただけますと幸いです。
イマーシブミュージアム Vol3のざっくり内容
1階で受付を済ませ、エレベーターで3階まで向かいます。
ショップとカフェを通り抜けると、入り口があります。4枚のパネルに説明が記載されており、そこを抜けると四角形の空間に入ります。
四方向の壁面に絵画の映像が流れており、それが反射し床でもアートが楽しめます。
映像が終わると、フォトセッションがあり、インスタ映えする写真が撮ることができます。
空間内にはヨギボーやクッションが置いてあります。ヨギボーは非常に大人気のため、埋まっている可能性が高いです。映像が終わったタイミングで人の入れ替えあるので、ヨギボーを確保したい場合そのタイミングが穴場です。
また、AI北斎とAIゴッホに似顔絵を描いてもらうというスペースもありました。(1枚500円)
過去の展示作品と今後の予定は?
2022年からスタートしたイマーシブミュージアムは今回が第三弾でした。
過去のテーマは第一弾「印象派」、第二弾「ポスト印象派」、第三弾が、今回の「印象派と浮世絵」です。
公式ホームページに過去作品についての詳細もあるので是非ご覧ください。
また、第二弾「ポスト印象派」のオフィシャルムービーも視聴できます。
イマーシブミュージアムについてのFAQ
- イマーシブミュージアム東京はどこにある?
-
新宿駅が最寄駅の「ベルサール新宿南口」にあります。
- イマーシブミュージアム東京の料金は高い? コスパは?
-
入場料金は、18歳以上:【平日】2,500 /【土日祝】2,700です。特別な体験ではありますが、内容を考えると高い・コスパは微妙と感じます。
- イマーシブミュージアム東京の評判・口コミは?
-
Google上での評判としても「映えにすぎない」といった感想は見られます。新たな芸術・映像体験としての評価は高いです。しっかり作品の背景なども感じたい人には物足りないでしょう。
デートの場所としてであれば、おすすめかもしれません。
- イマーシブミュージアム東京の所有時間は?
-
公式では、所有時間は入場から60分程度と案内があります。実際映像の上映時間は20〜30分のため、ゆっくり写真を撮ったりしていると、およそ60分程度です。